ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大御所女優

「京プラス」にて、『チェーホフの御座舞』が紹介される。
ごまのはえ氏、澤村喜一郎氏と共に、KBS京都テレビへ。
イチ役者としての出演なので、気楽だわ。
ちょうどひとつ前は、LAQUE四条烏丸オープンのニュース。
「美人な寄り道」やって。
今日は美人キャラで行こう。

事前の打合わせを足早に済ませ、
迎えた本番、生放送。
アナウンサーの木村寿伸さんに
「稽古場のエピソードはないですか?」と振られ
「腰を痛めたとか?」と聞かれた。

いやん、何で知ってるんですか?

見ると、先週取材に来られた時の録画が放映されている。
客席に座布団を敷いて、若手役者にアドバイスする私の姿。
まさか、これが撮影されていたとは・・・!

北林谷栄先生みたいでしょ」とごまのはえ氏。
いかん、いかん、大女優みたいな風格やん。

そこから私のキャラクターが崩壊。
「いやもう、見どころいっぱいありまっせ。
今話題の北方領土問題やら、歴史やら、ダンスやら、話芸やら。
ぜひ観に来てくだはい!」

帰りの車で、ごまのはえ氏に
「回転寿司で遠い席に座ってるおばちゃんが
『その鉄火巻き!』と大声で注文してるみたいでしたね」
と言われた。

はぁあ失敗。
まぁ、「観に行きたい」と思ってもらえたら、成功だわ。