ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

中は大水

鞄の中に水筒を入れて自転車を漕いで
お茶を飲もうとすると、空だった。
蓋が開いていたようだ。
代わりに鞄の中が洪水になっていた。

スケジュール帳もマスクもカード類も
お茶浸し。
お札は財布の色が染まって、まっ赤っ赤。

赤い樋口一葉を映画館で出したら、不審がられた。
赤い福沢諭吉を美容院で出そうとしたら、ちぎれかけた。

何より困ったのは、ちらしも台本もチケットもみんなヨレヨレになったこと。
カモミールティーの黄色い染みもできた。
いや~ん。

帰って、ストーブの前で虫干し。
乾くとぶわぶわになった。

あは~。私の台本は、分厚いな~♪
5月までお世話になるのに、
蔵出しの文献のようになってますよ。