ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

決闘申込み

ヨーロッパでは、手袋を投げる行為は「決闘申込み」を意味するそうです。
その手袋を拾うと「受諾」した事になるとか。
昨日の場合は、男と女の決闘なので特別なルールがあります。

11世紀末から12世紀のデンマークの決闘裁判では、女は石をつけた紐を、男は棍棒を用い、男は下半身が隠れる穴の中に入れられた。男が撃ち損なって棍棒で地面を3回叩いたとき、女性が勝者となった。
Wikipediaより)

このルールだと、女性が有利な気がするけど
相手の体半分は狙えないわけだから、命中率を高くしなければなりませんね。

調べてみると、決闘ってバカバカしいものが多いです。
19世紀のアメリカでは、コレラ菌のついたサラダを食べ合うという決闘がされかけたとか
(おなかに自信のある人だったのでしょうか)
包丁を1本ずつ持って樽の中で闘い、樽は川に流されるという方式の決闘が行われたとか
(これは必ず死にます。必死です)
「貴殿は勇敢だという噂を聞いたので決闘を申しこむ」という決闘がしばしば行われたとか
(決闘のための決闘です。意味が分かりません)

ともあれ昨日の場合、高原嬢は手袋を拾わなかったので、
決闘は成立しませんでしたが・・・。

良かった良かった。
私も危うく、立会人になるところでした。