ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

宵山

宵山は函谷鉾でちまき売りを手伝った。
ちまきとは、先日も書いた厄除けのお守りだ。
祇園祭に行ったらこれを持って帰り、一年間門口に飾る。
これ、ジモティの鉄則。

それにしても「飛ぶような売れ行き」とは、この事だ。
右手にちまき、左手にお金を持って、休むことなく受け渡し。
お客さんの情報によると、すでに長刀鉾ちまきは昼過ぎに売り切れたらしい。
「あぁ良かった。まだあった」と感謝される。
だがじきに私達の持ち分も、売り切ってしまった。

ちまきと共に、今年よく売れたのが、扇子とうちわ。
暑かったからなぁ。
でも、函谷のちまきには、無料のうちわもついてるのよ。