ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

写真家と京都ガイドの祇園祭トーク

祇園祭 Bar & トーク』〜写真家と京都ガイドの祇園祭トーク
を聴きに、函谷鉾町にある株式会社フィールドへ。

写真家の三宅徹さんと、京都ガイドの吉村晋弥さんによる祇園祭の解説。
辻回し(四条河原町)の見事なショットを見せてもらい、エピソードを聞きました。
夜中の3時半から並んだら、すでに席取りをしていたおばあさんがいた。
やっと長刀鉾が来たと思ったら、マスコミが前に立ちはだかった。
おばあさんが「私、昨日の3時から待ってまんねん」と一喝して、前の景色が開いたことなどを楽しく教えてくれました。

写真がすばらしいので、説得力があります。
・岩戸山の音頭取りのおじいさんがカッコいい(「エンヤラヤー」がハーモニーになっている)
・函谷鉾の車方の股引にニックネームが刺繍されている
・蟷螂山には人形師が4人乗っていて、歓声次第で動かしてくれる
・綾傘鉾の生稚児は15万円(衣装代など合わせると21万)、長刀鉾の稚児は2000万円(?!)かかる。長刀より割安?なので、綾傘の稚児は人気がある。産まれた時から予約をかける親御さんが多い。6年先くらいまで予約が詰まっている。
などなど。

祇園祭オタクの方々のお話は、視点も独特で面白い!
今年の山鉾巡行は、岩戸山さんの音頭取りに注目してみよう、と思います!

ちなみに株式会社フィールドは『乙女の祇園祭』というシリーズで、かわいらしいグッズを展開されています。
今年は平成女鉾清音会20周年事業のグッズ製作にも、コラボっていただきました。
どうぞお楽しみに!