映画『怪物』をレイトショーで鑑賞。
第76回カンヌ国際映画祭で「クィア・パルム賞」と「脚本賞」を受賞したらしいし、
これは映画館で見なければ!
すでに観た友人達から、「何も知らないで見る方が良い」とアドバイスを受け、
情報をシャットアウトして臨んだ。
だから、映画を観る予定の方は、ここからは読まないでほしい。
=========ネタバレの内容を含みます===========
最初は、小学生のいじめの話かなぁ?と思い
次に、先生のいじめかなぁ?と、少し暗い気持ちになったところ、
最後は、子供達に見えている、美しい世界に心が洗われた。
同じテレビを見ていても、象の鳴き声みたいな音も、慰めの言葉も、人によって受け止めが違うのねぇ。
鑑賞後の感覚は『スイス・アーミー・マン』に似ていると感じた。
なんか、不思議な感覚の世界に行ったけど、誰も信じてくれないような。
絶賛している友人に「は?」と言われるかな。
でも、"いい意味で"やで。