映画『トゥルーマン・ショー』を鑑賞。
生まれた時から24時間、テレビで中継されていた男の話。
景色も天気も学生生活も家族も、みんな作り物。
トゥルーマンのリアクションだけがホンモノ。
見ているうちに、リアリティショーへの猜疑心が積もっていく。
先日問題になった『テラスハウス』も『あいのり』も、『家、ついて行ってイイですか?』も、古くは『ねるとん紅鯨団』も本当はシナリオがあって、知らぬは当人と視聴者ばかりなり、かもしれない。
私は『笑っていいとも』の「テレフォンショッキング」コーナーも、ぶっつけ本番だと信じていた。
ある時ふと、「紹介されるタレントがみんな翌日のお昼のスケジュールが空いてるって、おかしくない?」と気が付いて、友人に言うと「あらかじめ予定されてるに決まってるやん」と笑われた。
映画は良かったんです。
視聴者が最後、主人公がフィクションの世界から飛び出す時に、応援しているのも、温かい気持ちになったりして。(でも所詮は、無責任な立場なんだけど)
ドキュメンタリーとリアリティショーの境目もよく分からないけれど
最近好きな『クィア・アイ』=ファッションや料理、インテリアなどプロの5人組(オカマちゃん)が人生を変える希望にあふれた番組 への熱がちょっと下がってしまう、今日この頃なのです。