このたび、TOWA学生演劇アワードの審査員を仰せつかりました。
色んなキャンパスへ、公演を拝見しにお邪魔する日々になりそうです。
審査員は何名かいるようだけど、私の一作目は、
劇団立命芸術劇場『深く眠ろう、死の手前ぐらいまで』という作品。
冬山の農家で繰り広げられる、ちょっとサスペンスなお話。
囲炉裏端や障子など、舞台美術がしっかり作りこまれていました。
煙草が一箱220円の時代のお話のようで、設定は現代よりちょっと古い感じ。
登場人物のキャラクターが変人ばかり、ことわざを挟んだ軽い笑いもあって、楽しく拝見しました。
眠るシーンがよく出てきて、布団を敷いたり畳んだりするのだけど、囲炉裏で燃えないか、くわえたばこが落ちないか、親御さんの気分で心配しました。
4回生はこれが最後の公演のようで、初対面なのに、カーテンコールにぐっときたり。
学生演劇を観るのは卒業以来じゃないかなぁ。
色々新鮮です。