スポーツ新聞に、懐かしい写真が載っていた。
指を骨折したアタッカーの久子をかばうため、監督が時間差攻撃を編み出し、試合に勝った瞬間の写真。
私は生意気な後輩、久子の役。
出演している頃は、大阪の道ばたで
「あんた、ええ役もろて~。かわいそうに」
と、通りすがりのおばちゃんに慰められた。
「和っこの後輩、腹立つわ~」
と、居酒屋でつぶやくサラリーマンに、たまたま居合わせた父が
「あれ、わしの娘やねん」とお酒をおごったり、
何かと朝ドラの影響力を感じたのでした。
(父は役者を続けることに大反対だったけれど、朝ドラ出演が娘の生き方を許してくれるきっかけになりました)
写真は、「本人提供」とあり、どうやら渡辺梓さんご本人が提供されたみたい。
和っ子さんとは一昨年、SNSで再会したところ。
ご自分が写った写真はたくさんある中で、この写真を選んでくれた和っこさんに、なんだか感謝。