映画『グリーンブック』を鑑賞。
黒人の天才ピアニスト、ドン・シャーリーがNYから深南部に演奏旅行に行くため、
運転手として雇われたイタリア系の白人トニー・ヴァレロンガのロードムービー。
黒人が泊まれるホテルのガイドブックが「グリーンブック」
街は基本的に白人専用で、バーに入っても服屋での試着もNG。
黒人が夜に外出するだけで逮捕されてしまう南部社会。
アメリカ南部の警察官は、もともと逃亡する黒人奴隷を捕まえる役割から生まれた、と町山さんがテレビで言っていた。
だからミシガン州のジョージ・フロイドさんのように、黒人というだけで警官に酷い目に遭わされてしまうらしい。
一流のピアニストで気品に満ちた人格でも、黒人であれば人間扱いされない社会。
トニーだって、イタリア系ということが差別の対象になる。
「ヴァレロンガ」と、正しく覚えてもらえない。
アジア人もそうだ。
コロナ前は、グローバルに世界を移動していた人々が、今は分断されてしまった。
自分達のルールだけの、狭い視野になってはいけんのう。
映画みたいに、真の友人になるために。
違う文化を持つ人々がお互い理解できるよう、映画で勉強しやんと。