ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

○○と野獣

はひふ映画部より「今からガッツ出す派?」と連絡が。
「ガッツ出す」とは、「映画を見る」という意味らしい。
「映画を見る」とは、映画部にとっては、仕事とカウントされる。

何を観るかでもめにもめて、観たのは『美女と野獣

歌、ヨカッタ。
映像、ヨカッタ。
ただ・・・モヤモヤする。

民衆が暴走する行動とか
ガストン死んでるのにめでたいとか
呪いにかけられて、何年やねんとか、
ツッコミどころは多々あるけれど、おとぎ話ならしょうがない。

それよりこれ、「見かけより中身やで」って話ですよね?
「野獣」やけど内面を観て好きになると、幸せが訪れる、ってことよね?
じゃあ、「美女」じゃなくて良かったんちゃうかなぁ?
『ブスと野獣』、あるいは、『おっさんと野獣』の方が、教訓の本質をついてるんとちゃうかなぁ?

最後、野獣が王子さまになるのも、納得いかない。
私はツルツルの王子様より、たくましくて毛むくじゃらの野獣の方が、魅力的に見えてしまったからねぇ。