ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

札幌初日

「こんなにもお茶が美味い」札幌公演の初日。

京都と東京で15ステージ上演したけれど、
日々作っていっている感覚。

ゲネプロ前、私がノリノリなので、演出のごまのはえ氏に
「大丈夫ですか?本番まで持ちますか?」
と聞かれる。

「えっと、私は一寸先のことしか分からへん」

「ええこと言う」との波紋が、広がっていく。
一寸先を進み続けると、いつの間にか十里くらい進んでいるものだ。
先のことなんて、考えてもしょうがない。
特に、演劇の道はね。