ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

向こうの世界

NHKの「Switchインタビュー達人達」という番組を観た。
水谷豊さんと、ジャズピアニストの大曾根真さんの対談の回。

水谷さんは
「演技は、"向こうの世界”を観たいと思ってするもの。
大曾根さんはその“向こうの世界”に何度も到達した人だと思う」
と言っていて、
大曾根さんも
「同じことを再現するだけでは、世界が小さくなってしまう。」
というようなことを言っていた。

達人なんだなぁ、と思うと同時に
二人の会話がすごく理解できた。

水谷さんはあるドラマでピアノをスラスラ弾いていたけれど
ドラマが終わったら弾けなくなったそうだ。

芝居で”向こうの世界”に行きたいな。
ピアノがペラペラ弾けるくらいに。