ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

楽園ジゴク

スクエア『楽園ジゴク』を観に、ABCホールへ。

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(略)
作り手の考えに諸手を挙げて賛同する主体性のない劇団員たちが集う劇団は、ある種見ごたえのある作品を作りだし、はたまた長続きをし、逆にその作り手の考えに疑問を持つ主体性の持ち合わせた劇団員は劇団から離れ、それが多いと解散に至ります。

主体性が欠落すると真理を見失い。主体性がぶつかり合うと何も生まれない。劇団活動にはそんなジレンマが付き纏います。
(略)
==========(HPより抜粋)

そんな森澤氏の悶々とした思いを形にしたら、
農業をする集団に紛れ込んだ借金苦の青年のコメディになった。

終盤、主なストーリーには関係ないけれど、ツボにはまって抜けられなくなるネタがあった。
崖の上のポニョ」に対抗して「鮭の上もにょ~ん」

苦肉の策にも程がある!

でもこれで、帰りの電車でも、床に入ってからも、クスクス笑いながら眠れる。
「もにょ~ん」と言うだけでご飯何杯でもお代わりできる。

辛い時や悲しい時には、このワードを思い出そう。
そのためにも記しておこう。