京都図書館情報学学習会「海外からの利用を考える:『本棚の中のニッポン』から」を受講。
講師は、『本棚の中のニッポン』著者の江上敏哲氏。
国際日本文化研究センターの司書さん。
ハーバード大学の図書館で働いておられた経験から、
海外の日本図書館と日本研究について書かれた本だ。
海外から、日本に興味を持った人へ
どれだけ日本の情報を伝えるか。
これは、海外のユーザーのみならず
日本自身が損/得をする問題になりますよ、
とクールに熱く語ってくださる。
No!鎖国
Yes!ホスピタリティ
皆さんはすでに”日本専門家”です。
伝えられること、教えられること、手助けできるものをたくさん持っています。
聞けば聞くほど耳が痛い。
先日の山鉾巡行の日、
露店でアイスを食べてたら
白人の女性がお店の人に聞いていた。
「この祭りは何の祭り?どこに行ったら一番盛り上がってるの?」
興奮して、早口英語。
お店の人は「オウ・・わっかりません」と変な日本語で答えていた。
その様子を観てたけど、私も黙っていた。
あぁ・・・せっかく興味を持ってくれた人に、文化の橋渡しをする機会だったのに。
本を読んで反省しよう。
次は教えてあげられるように。