ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

厄除け素麺

七夕は、そうめんを食べる日だそうな。
平安時代の「延喜式」に記録があるとか。
江戸時代には、七夕にそうめんを供えて、裁縫の上達を祈願する習俗が広まっていたとか。

七夕伝説から、そうめんを天の川に見立てたという説、
織姫が使う機織の糸だという説、
夏に栄養価の高いそうめんを食べて健康増進をはかったという説、
小麦の収穫を神に報告するためだとする説、などもろもろあるみたい。

八坂神社でも「厄除け素麺」なるものを発見。

小豆島手延べ半生そうめん 「島の絹」
小豆島で頑固なまでに本来の手延法を守り、源泉した原料と高知室戸沖より採取した海洋深層水から抽出したミネラルたっぷりの塩を使用しております。
との解説があった。(一部抜粋)

祇園水」も確か、採水地が高知県室戸沖だったなぁ。
あの辺にご縁があるのかしら?

長い長い麺なので、20cmくらいずつ切ってからゆでる。
「揖保の糸」より少し太めだけど、喉越し良くて、
気がつけば二人前をつるつるいただいた。

ご馳走様でした。
今年も健康に夏をすごせますように。
ついでに裁縫も上手になりますように。