友人の一周忌に参列。
彼女は去年の7月、自分で命を絶った。
お坊さんによる読経と唱和、そして偲ぶ会。
ご家族の口ぶりでは、
彼女が決断したはっきりした理由は分からないようだ。
最後に行った与論島。
本人はきっちりした性格なので
写真をアルバムに綴り、思い出も残している。
楽しそうなコメントばかり。
それを手がかりに、遺された人は与論島を訪れたとおっしゃった。。
O先輩は、彼女と同じ体験をしようと
乗れない自転車を与論島で練習したらしい。
ご家族は、アルバムと同じアングルで写真を撮っておられた。
偲ぶ会では、彼女や好きだった旅行やアーチスト、昔の思い出を各テーブルで語った。
遺族としては、彼女について少しの情報でも汲み取ろうとせずにはおられないと思う。
お母様は「あの子は頑固だったのよ」としきりに言っておられた。
それも、正しいのだと思います。
「こうやって集まっていただくのも、最後にしようと思います」
とも言われた。
今日は何より、生きている人が納得できるけじめにしないとね。
こればっかりはどこまで心を尽くしても、きっちりというわけにはいかないですけどね。