ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祇園祭で葵祭

祇園祭・橋弁慶山で復元中の懸装品が完成した。

お披露目を観に、京都・芸術センターへ。
私は以前、川島織物にて製作の途中経過を観たのだ。

下図を描いて
絹糸を当時の色に染め上げ、金やプラチナの糸も使い
ていねいに手織りしていた。
他所事ながら、「完成」と聞くと、とてもめでたい気分になる。

賀茂葵祭行列図。
祇園祭葵祭を取り入れるなんて、自由だわ。
祭礼に向かう人々の顔が面白い。
鼻の線が強調されて漫画みたい。
嬉しそうに行列している中に、扇子を落として拾っているどんくさい人もいる。

「写真を撮っていいですか?」と聞いたら
受付の方に「いいですよ」と「ダメですよ」と同時に言われた。
一応、遠慮したけど、
お祭りになって山に飾られたらたくさん撮れるはず。
楽しみにしていてね。