祇園祭・橋弁慶山で復元中の懸装品が完成した。
お披露目を観に、京都・芸術センターへ。
私は以前、川島織物にて製作の途中経過を観たのだ。
下図を描いて
絹糸を当時の色に染め上げ、金やプラチナの糸も使い
ていねいに手織りしていた。
他所事ながら、「完成」と聞くと、とてもめでたい気分になる。
賀茂葵祭行列図。
祇園祭に葵祭を取り入れるなんて、自由だわ。
祭礼に向かう人々の顔が面白い。
鼻の線が強調されて漫画みたい。
嬉しそうに行列している中に、扇子を落として拾っているどんくさい人もいる。
「写真を撮っていいですか?」と聞いたら
受付の方に「いいですよ」と「ダメですよ」と同時に言われた。
一応、遠慮したけど、
お祭りになって山に飾られたらたくさん撮れるはず。
楽しみにしていてね。