ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

笑う、うで

3月14日(日)に迫った、平成女鉾清音会の花灯路行事に向けて、稽古。
普段はステージで奏でることが多い私達だが、
今回は「道中囃子」と称して、歩きながら囃すのだ。

台車に見立てた棒や椅子に、楽器を結びつけてのリハーサル。
慣れない体制で叩くのは無理がかかる。
その上、路上では音量を上げねばならない。
太鼓のバチを持つ手に、思わず力が入る。

クライマックスを叩き終えたら、ヘロヘロになった。
腕がプルプル震えてしょうがない。
これは鍛えなおさねば。

帰り道、あまりにスタミナが切れたので、一人で天下一品ラーメンへ。
「こってり」「あっさり」のスープの他に
「こっさり」というメニューがあった。

「こっさり」って何やねん。
顔が笑う前に、腕が笑った。