ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

宇治田楽

『宇治田楽まつり』のお手伝いに、宇治へ!
田楽は猿楽と並ぶ芸能の原点だそうだ。
とは言え宇治田楽は平成15年に復興創出されたものらしく、
衣装は鮮やかだし、子供達のアクロバットな演技など現代的な要素も伴う。

当日は雨が降ったり止んだりの怪しい天気だったが、宇治川中の島で決行された。

私は水笛を首にぶら下げて参戦。
時間を見つけて、川べりで練習しよう。
動いているうちに、おなかが冷たくなってきた。
水笛の水がこぼれて、Tシャツがしっとりしている。
いや~ん!

「誰かこのグレーのTシャツ着て~」という声を聞きつけ
乾いたTシャツに着替えられた。
ラッキー!

と思ったのもつかの間、お遣いの途中、雨に降られてまたしっとり。

雨はその後も勢いを増し
開演中も盛り上がるにつれて、ザーザーボタボタ。
だが出演者達は、より熱気にあふれ、
観覧者も、傘をさしたまま帰る者などいない。
いやぁ五穀豊穣、めでたい!めでたい!

皆さんの方が冷たいはずだけど、テントにいる私の体も冷えて来た。
早く早く、温かいものを!
帰り道に入った回転寿司でなめこ赤だしのおいしかったこと!
は~、海の幸、山の幸、万歳!