ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「女」文字デビュー!

26日(日)に控えた、奉納囃子に向けて
平成女鉾清音会最後のお稽古。
今日は新しい浴衣を着て叩いてみる。

とても動きやすい!
バチを持つ手が、すっと上がる。
秘密は、仕立てにある。
男仕立てなのだけど、女性の体に合う工夫をしてもらったのだ。
秘密は、生地にもある。
綿と麻の入った、涼しくて軽い肌触り。

浴衣の図案「女」文字を書いてくださった
書家の齊藤江湖さんもいらっしゃった。
私達の囃子を聴いて、
「僕が描いた、凛とした強さと華やかさとたおやかさが含まれている」
と評してくださった。

「女」という字は、神様に祈る姿からできたんだって。
祇園囃子を奏でる私達にぴったりじゃないか!
う~ん。あさってのデビューが待ち遠しい!

そんな気持ちもあいまって、還幸祭で帰るお神輿を観に
夜中の八坂神社へ!
御霊移しにはギリギリ間に合わなかった。
でも、熱の冷めやらぬお神輿三基は拝めました。
26日15時、どうぞよろしくお願いします。