ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

還幸祭お迎え囃子

祇園祭還幸祭のお神輿を迎える囃子。

三若神輿会さんから神輿弁当をいただきました。

男衆のみで作る、竹の皮に包んだシンプルなお弁当。

ご飯もたくわんも梅干しもおいしく、ペロリ。

安産にもご利益があるらしい。

ヨシコちゃんは、これを食べたお母さんから産まれたそうな。

 

三条会商店街の公園でスタンバイ。

南から西から、渡御するお神輿に合わせて、曲の切り上げなどタイミングをはかりながらの囃子。

お馬さんが来たら、驚かせないように囃子をストップさせます。

公園の縁石に上がって、中腰で鉦を叩く場面も。

三若神輿会さん、なんと、私達の目の前で止まり、差上げをしてくださいました。

スサノオの神さまが、目の前でシャラシャラと喜んでくださっているようで、呼出しをしながら、思わず「キャー」と叫んでしまいました。

 

色々想定はしていたけれど、初めての長丁場での囃子は学ぶことばかり。

西御座さんがアクシデントで1時間ほど遅れて来られたり、臨機応変の対応が求められました。

足を止めて聴いてくださる方々もたくさん。

知人の顔をみつけて、太鼓が乱れまくったのは、個人的な課題です。

 

とにかく、祇園祭に平成女鉾清音会がご奉仕できたことが何より幸せでした。

これからもご依頼いただけるように、精進します!