ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祇園の女

祇園に連れて行ってもらう。
お茶屋さんに入ると、舞妓さんがいた。

淡い桃色の着物に、若草色の帯。
かんざしもたくさん飾って、華やか。
「おおきに」と三つ指をつく姿も愛らしい。

うっとり見とれていたが
お客さんに連れられて行ってしまった。
ラーメンを食べるそうだ。
私達が呼んだわけではないからね。

その舞妓さんは沖縄県出身らしい。
そう言うお茶屋の女将さんは、元看護師長さん。
祇園には、大学卒業して図書館司書を目指した芸奴さんもいるとか。

祇園では、働く人も興味深いね。
臓器移植の話で盛り上がるとは、思いもしなかった。