今日は試演会。
朝10時から集合して、稽古。
開演は19時。
開演9時間前、会場が本格的な舞台になっていることに驚く。
和室へ戻してもらう。
開演6時間前、ごま氏はひと時も台本を手放さない。
ご飯を食べながら、タバコを吸いながら、常に視線は台本である。
開演5時間前、追い詰められた大木氏が逃亡。
「誰か追いかけろよ」とごま氏がつぶやくので
出てみたが、影も形もない。呼びかけにも返答なし。
開演4時間前、高原嬢、私の衣装(兼小道具)を買出し。
大木氏帰還。
開演3時間前、三橋氏登場。
仕掛けの説明、セッティング、稽古。
開演2時間前、ごま氏より「台本を持ってやりませんか?」と提案される。
もめにもめたが、「台詞より仕掛けを重視」と、台本を持つことに。
通し稽古を始めるが、時間切れ。
試演会開演!
たくさんのお客さんを前にし、稽古以上のパワー炸裂。
押して!押して!押しまくる!
まさに力(ちから)芝居!
後評、ドラマツルグの顔が恐い。
すわ!土下座か?(ぶんげいマスターピース工房HPチューズデーレター参照)
と思いきや、皆さん口々に「面白かったです」
「チェーホフがどれくらいの時間をかけてこの戯曲を書いたか不明ですが、
おそらく一晩くらいで書き上げたのでしょう。
皆さんが1週間で作り上げた熱量が、ちょうど書かれたテンションと合っていました。
これはこれで正解。
これ以上稽古すると、違うものになるのではないか?
いっそのこと、稽古しない方がいいのでは?」
とまで言われた。
えぇぇぇええぇぇえ?
まぁこの段階でできたのは、こんなんです。
いや、でも、このままでは終わりませんよ。