ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ごま語録

『お彼岸の魚』最終稽古。
最後かと思うと、名残惜しいわね。

愛媛県出身、大阪府在住の稲田真理さん曰く、
「京都の劇団の人は賢い」んだって。
「『ジケイレツ』って言われて、家に帰ってから辞書引きました」
と言っていました。
『時系列』
パッと聞くと、難しいかな?

それにしても本当に京都の劇団は賢いのかしら?
今日は演出のダメ出しを検証してみましょう!

・「フランキー堺のバンドみたいなリズムにして」
このダメ出しは、分かるかな?
「あってん。自転車のチューブとかを使うねん。」
これは賢いというより、世代を感じる用語ですね。

・「ドキュメンタリーより、ポツドールにしたいねん」
このダメ出しは、難しいわね。
ポツドール」インターネットで検索しても、言葉の意味は出てきません。
やっぱり賢い劇団なのかな?

・「この動きに若さはいらんねん」
これは分かりやすいわね。
お姉さんには好ましいわ。
でも若者の君達には、理解しづらいかも。

考察
ダメ出しを拾ってみると、「賢い」というよりも「お年寄りくさい」
「京都の劇団」の中でも、ニットキャップシアターの場合ですけどね。
ごまのはえ君(30)は、語彙が豊富な上に、世代を超える感覚の持ち主です。
ニットキャップシアターのお芝居が、
幅広い人達に人気がある秘密も、一緒に分かったわね。

では福岡で会いましょう!
バイなら。