ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

送り火

知合いの三条油小路のマンションより、五山の送り火鑑賞。
大文字、船形、左大文字が見えた。
肉眼で見るととても近いのに、
カメラを通すと遠くなる。
実際、大文字までは結構距離があるのだ。
火の不思議。

そう言えば私の父は、金閣寺炎上も植物園火事も目の当たりにしたらしい。
向いの家が燃えてるんじゃないか、というほど近く見えたそうだ。
でも、進んでも進んでも火元は遠かったそうだ。

火はオーラがあるからやろか。
対岸の火事、と言うけれど、案外他人事には思えへんと思うで。