ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お盆の作法

I氏邸で、五山の送り火を鑑賞。

I氏は9年前に他界したけれど、毎年、I氏のお母様と友人6人ほどでI氏のマンションから精霊送り。

マンションを購入した頃、I氏は「五山の送り火のうち、四山は見れるぞ」と自慢していたけれど、京都もビルが増えて今は「大文字」と「船形」が一部チラチラと見えるだけ。

 

I氏のお宅は曹洞宗

月命日にはお坊さんにお経を詠んでもらい、お盆には、朝におでん、昼にお粥を供えるなど、メニューが決まっているそうだ。

お母さんも、なかなか忙しい。

お坊さんの他にも、毎月、月命日に訪ねてくれるI氏の友人もいるそうだ。

私達も一年に一度、旧交を温める機会になっている。

若くして亡くなっても、周りの人に何かと遺してはるなぁ。

Iさん、今年も気をつけてあの世にお帰りなされませ。

 

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