ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うなぎの不思議

土用の丑も近づき、錦市場の活川魚屋さんと食事。
うなぎの不思議について教えてもらう。

うなぎの卵は、誰も見た事がないらしい。
養殖は稚魚を採って育てるのだそうだ。
養殖すると、すべてオスに育つそうだ。
徐々に分かった生態によると、
アジアのうなぎはグアム島近海で、
ヨーロッパのうなぎはカリブ海辺りで
発生しているとのこと。
稚魚達はそこから川を目指して上がってくるのだ。

天然の鰻は口が大きくて骨も皮も固いんですと。
ヨーロッパの鰻は頭が小さくて胴体が太く、
ツチノコみたいな形をしているんですと。
日本の養殖の鰻が一番さばきやすいと言っていた。

それから、鰻のしゃぶしゃぶって知ってる?
白焼きした鰻をしゃぶしゃぶにしてポン酢で食べるんだって。
香ばしくて軟らかくて、おいしいらしい。
ん~!!
「それはどこに行ったら食べられるんですか?」と聞くと
「家に来たら食べられるよ」と奥さんが言った。
あぁいいなぁ、新しい夢ができちゃったなぁ。