ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カーテンの中で

は~。無事に終わりました『FLOWERS』。

バイロン卿の恋文』は変わった脚本でした。
老婦人(私の役ね)はほとんどカーテンの中にいました。
カーテンの中でも腰をかがめていたので筋がパンパンに張りました。
根本コースケ氏(BABY-PEE)に「ひめさん、演技中すごい顔してますよ。知ってます?」と聞かれました。
「ううん。自分で見たくないもん」と答えると
「じゃあ言葉で説明しましょう。
ストッキングをかぶってるみたいな顔です」といわれました。

そう言えば昔、「ストッキングをかぶって舞台に出られますか?」という質問をされた事がある。
「いいえ」と答えるとその人は【女優】に分類されるんだって。
「はい」と答えると【役者】に分類されるそうです。
ストッキングをかぶらずともかぶったような顔をしてしまう私は、それ以前の問題だわ。

でも、今回はダウンタウンの松ちゃんだからしょうがないのだ。
【役者】というよりも【芸人】なのだ。
それにカーテンからほとんど顔を出してないので客席にはあまり気付かれておるまい、と考えるのは甘いかしら?

とにかく皆様、ご来場ありがとうございました!