ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

白木論

バイロン卿の恋文』の稽古が本格的に始まった。

共演の白木三保さんは、テネシー・ウィリアムズを演じるのが今回で3作品目だそうだ。
「この作家の作品を演じるには、(こんな感じ)と先にビジョンを持っちゃダメ。リアルに感じて翻弄されているうちに、思わぬ所へ着地する。そこで面白さが伝わってくる。私はいつも、役者生命をかけて取り組んでるの」
はぇぇ~。立派だ。
白木さんは、言葉も達者なのだ。

その白木さんの話題の半分は、所属する劇団M.O.Pのこと。
「私、M.O.P教だから」というくらい、自分の劇団が大好きなのだ。
おかげで私も随分M.O.P事情に精通してしまった。

白木さんの前では”顔なし”状態の私だが、分かった事は、
M.O.Pにはアツい人が多いってこと。
おしゃべりで頭の回転のいい人と共演すると楽チンだってこと。