ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

道楽

今日は道楽について、いい話を聞いた。
骨董屋に嫁入りした友達が言っていた。

道楽の第一段階は、色。
第二段階は、道具。
第三段階は、石。
に走るんだと。

骨董屋に言わせると、器なんぞは、売ると見せかけて、他人の蔵に保管させると考えるのだそうだ。
長い長いスパンで考えているそうだ。
道楽の最上級者は、何千万円かけて1つの石を買い、何百万円かけて1つの石を動かす。
自然に勝るものはない。
究極は、鄙びた田舎で山を見て暮らす事になるんだって。
へえぇ~。

そして私はその友達に、「あんたも道楽者やで」と言われた。
そうか。
「最先端の生き方や」と言われた。
その辺は、よう分からん。