ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

American BLues

現代アートて・・・

「現代芸術は、つっこまれたがってるんだよ」 とは、common cafe山納さんの弁。 テネシー・ウィリアムズの作品を観ていて、 「おいおい」 とつっこみたくなるところに面白さを発見したそうだ。 そのノリは現代芸術にもあって、 「ふ~む。すばらしい作品です…

ベジタリアン

アメリカン・ブルース・フェスティバル メイプロ楽日。 コモンカフェでいただくcafe milletさんの食事はオーガニックフード。 とてもおいしい。 この3日間は草食動物になった。 グレイスのおだやかな性格に、 ぴったりの食事だった。 観に来た後藤英樹氏(劇…

プリセット

メイプロ2日目。 吉江麻樹さん(兵庫県立ピッコロ劇団)が「プリセットはOKですか?」と聞いた。 「プ、プリセット?」 「えぇ、本番準備の事です」 へぇえ~、初めて聞いた。 ピッコロ劇団は、公営の劇団。 現場用語も小劇場とは少し違うみたいだ。 私達も…

ねぐりじぇ

「American Blues Festival」メイプロ初日が開けました。 今日ホールに入ったら、 私の衣装が変わっていました。 昨日まで、シルクのパジャマだったのに、 すけすけネグリジェです。 ギャザーが寄って、フワフワしてます。 「こんなん着た事ないわ~!!」と言…

メイプロコース

本番前日。 「American Blues Festival」メイプロの4作品通し稽古を行う。 どれもこれも二人芝居。 貧乏も富裕も共通のセット。 しかも必ずガウン登場。 しかしそれぞれテイストが違う。 4本味わって、噛み締めて 舌もお腹も満足する事間違いなしよ。 黄金週…

語りすぎたもの

気がつけば、「American Blues Festival」本番二日前。 ”NEXT"3ヶ月連続公演のメイ(5月)プログラムは4本立て。 稽古時間も1/4になるので、今日は昼から二人で自主練習。 「語られざるもの」は脚本にうねりがある。 頼子さんはうねらせる側。 私はもみくち…

語られるもの

「語られざるもの」の稽古。 この戯曲は、空気で、語られない事を語り合わねばならない。 濃密な緊張感。 ふは~。 「ひめさんは自由人やからなぁ」 と、演出に言われたけど、 いやいやそれだけじゃない 集中力の高さが要求されます。 でもおかげさまで、微…

見知らぬメル友

共演者の西村頼子さんに、私は2回メールを送ったのだ。 2通目は「明日、自主練習どうしますか?」という内容。 夜中、返事が来た。 「アドレス間違えているみたいですよ。前にも遅れますという内容のメールが間違えて届きました。もう一度送信先アドレスを確…

テネシーと吉本

「語られざるもの」の稽古が本格的に始まる。 今回私が演じるグレイスには、今田耕司の要素が必要らしい。 相手役(=ダウンタウン)がえげつなくボケるのを、うまくかわさねばならない。 前回「バイロン卿の恋文」は、ダウンタウンの松ちゃんがモデルだった…

ボス!

”NEXT"HPでも明らかにされたが、 『語られざるもの』の相手役は、西村頼子さん。 劇団そとばこまち時代からの先輩である。 劇団に入団した18歳の時から、 私にとって頼子さんは大先輩だった。 劇団を辞めて5年。 久しぶりに共演する劇団の先輩との稽古は、 …

キャスティング

次回公演"NEXT"の「American Blues Festival」(メイプロ) に向けて稽古開始。 おなじみテネシー・ウィリアムズ短編集。 今回は『語られざるもの』に出演する。 2003年に上演した、二人芝居の再演である。 当時も試行錯誤の末、なかなか充実した舞台ができ…