ニットキャップシアターの『よりそう人』を観に、シアターE9へ。
舞鶴に暮らす姉妹と従妹、3人を中心とした、しみじみな物語でした。
女性達は、よくしゃべる。
それぞれ秘密もあるけれど、
また、大人になるにつれ、関係がちょっとずつ変わっていったりするけれど、
会話するのでお互いに分かり合える。
私の勝手な印象だけど、男兄弟なら「おう」で済ますところを「サイダー飲む?」とか「あそこの写真屋さんなぁ」とか、久しぶりでもすぐに糸口を見つけて打ち解けるのが、女の身内。
コミュニケーション力と、しなやかな対応力とへこたれない強さで、戦争を起こさせない!
今回は特に、東京へ移住した従妹が手紙で思い出を語るシーンでぐっときた。
この公演をもって高原嬢が退団するので、芝居とリアルが重なって、色んな思い出がこみあげた。
諸行無常。
私も、しなやかに生きていかなければねぇ。