舟に揺られて、夢みたいにポーっとしてきた。
その感覚をもうちょっと味わいたくて、無鄰菴へ。
お庭を眺めながら引き続きポーっとする。
しばらくすると、管理の方がお庭を説明してくれた。
ここは山縣有朋さんが設計し、小川治兵衛さんが作庭した、山縣さんの別荘とのこと。
東山は主山で、借景よりも中心にデザインされていること。
苔ではなく芝を敷いたのは、山縣さんの故郷、長州を思ってらしいが、最近は苔が自然と増えてきたこと。
山縣さんのモットーは、「自然に生えて来たものはそのままにする」ところから、苔も大事に増やしているらしい。
お庭を散策。
これは、草木瓜という花。
木瓜は大体、木に白かピンクの花だけど、低いし赤い。
これは、馬が食べると酔っぱらう馬酔木(あせび)じゃないかなぁ?
芝に椿も良いわね。