ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

味覚障害

症状は、熱→咳→味覚障害→心拍ドキドキ?

など、少しずつ変化していった。

 

味がしないって、面白い。

ちゃんと味つけをしなくても大丈夫。

お蕎麦に醤油を入れなくても平気。

珈琲だって、安い粉で十分。(でも飲む)

 

A嬢が「おいしいカスクートを買ったよ」

と、何やら遠いパン屋へ出かけて、玄関に差し入れてくれた。

「ありがとう。味、分からへんけど」と返すと

「味しないんやったらやらん。めちゃオススメやのに!」と怒られた。

それが唯一、申し訳なかった。