ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

街角ファッションチェック

三条会商店街を自転車で走っていたら、すれ違った自転車の女性から

「あらーステキ」と声をかけられた。

え?ワタシ?

 

「あなた、とてもオシャレよ。ファッションを楽しんでる。私ね、いいと思ったらすぐに口に出しちゃうの」

 

ーあ、ありがとうございます。

 

「そうやって喜んでくれる人も少ないのよ。変な人だと思われちゃって。でも、良い気は回していかなくちゃね」

 

自分が、今号の『ハンケイ500m』で「ファッショナブルな生き方」として取材されている、と、喉まで出かかったけど、やめた。

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ご本人は、赤と紫で統一されたファッション。

ーお姉さんも、素敵ですね。

「いえ、これはたまたま」

「あなた、誕生日はいつ?」

ーはぁ、1/20です。

「そう。子供の時の純粋な心をそのままに育った人ね。いい意味でよ」

ーはぁ。

 

何か売りつけられるかと思ったけど、そこまでだった。

 

その日のファッションは、普段とそんなに変わらない。

藍染かすりのロングスカート+袖広ベージュコート+7色手袋+ニットベレー帽。

ニットベレーは、今年の誕生日にKさんからプレゼントされたもの。

そう言えばこれをかぶっている日は、よく声をかけられる。

 

ちょうどうっすら落ち込んでいる時だったので、救われた。

胸張って、いこ!

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