ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

インターネット検索と図書館情報リテラシー

看護学科2年生へ、講義と演習。

看護実習を控えた学生達が、担当患者さんの病気について調べる際の

ネット検索の注意点と信頼できる情報の見極め方を講義する。

患者さんに信頼される看護師さんになるために、ドメインに気をつけたり、有料情報(大学で契約しているデータベースや、教科書、図書館の資料)の利用を促進する。

 

先生によると、最近の学生さんは、教科書をあまり使わないらしい。

スマホタブレットで調べる方がよっぽど楽だもんね。

 

でも、web情報をコピペしてレポートを書いても、知識としての力は身につかないよ。

実際に教科書を開いたり、図書館に行ったりして情報を集め、そこから自分の頭で考え、実習に生かしたりレポートの文章にすることを経験すると、その資料が最終的にレポートで使わなかったとしても、財産として自分の中に残り、他の課題にも応用できる問題解決策が身につくよ。

 

演習時「先生、文化祭で歌ってたでしょ?」と看護学生に声をかけられた。

「あら、聞いてた?本業はこっちやねん」と答えたけれど、

本業はどっちやろ?

自分でも分からない。

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