ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

浮世絵十人絵師展

浮世絵十人絵師展を見に、佐川美術館へ。

鈴木晴信、鳥居清長、東洲斎写楽喜多川歌麿葛飾北斎、歌川豊国、歌川国貞、歌川国芳、渓斎英泉、歌川広重
など、作家さんによって美人もそれぞれ。

町娘や花魁、武家の奥さん、夜鷹など、
当時の女性の職業も色々だし
ファッションや髪型も素敵。

脇の人物も面白い。
亀戸の太鼓橋を渡ろうとしている女性の列の後尾にうずくまっている男性は
小銭を拾っているのかな?いやいやアサリかな?

大井川を渡るため、奥方を蓮台に乗せて担ぐ川越人足たちは
肩車でお女中を運んでいる人足をうらやましげにみている。

肩車の川越人足も男前に書かれているけど
別の絵の、花火を見てる舟の船頭さんも男前やね。

一緒に行ったA嬢と、色々話しながら見たいけれど
美術館なので静かにしないといけない。
ゲージュツは寂しいなぁ。