ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

エンヤラヤー

山鉾巡行の日は、昨日までのジメジメが嘘のようなピーカン晴れ!
懸装品を覆っていたビニールが取れて、色も鮮やか。
目の前には見事な動く美術館。
沿道を歩いている大船鉾の理事さんにお会いした。
大船鉾は、応仁の乱(1467)、天明の大火(1788)と火事に遭い
蛤御門の変(1864)にてとうとう焼失してしまった焼鉾だが、
復興を目指してがんばっておられる。

「大船鉾が建ったら、巡行の日にはまず四条通に出て、西にバックし、
船鉾と岩戸山を通して、北から来る放下鉾を待って、北観音山と南観音山の間に入らなあかん。」
などと、山鉾巡行に参加した時のシミュレーションをしておられた。
巡行の順番は、クジで決まるから、待機するポイントなどを考えるのも楽しい。平成女鉾は鉾町がないけれど、
山鉾巡行に参加する時はどうするか、
妄想を膨らませてみよう。

平成女鉾のKさんのデジカメを見せてもらったら、
男前がいっぱい写っていた。
祇園祭はこんな見本市でもあるわね。
Kさん、後でこの写真とこの写真、ください。