ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

バリー・シール アメリカをハメた男

トム・クルーズの『バリー・シール アメリカをハメた男』を観る。

アメリカ人のパイロットが、CIAの偵察機を操縦するようになり、
中南米を飛んで、麻薬の密売にも手を染め、お金持ちになって・・・
という、実話を元にした話。

カーター大統領からレーガン大統領のあたり、
米ソ冷戦時代の国際情勢をあまり分かっていないのだけど、
「今だから話せる」びっくり情報も混じってるんだろうなぁ。

言葉の分からない、敵か味方か分からないメキシコ人の間で、商談をまとめるシーン、面白かった。

バリーはスリルが好きだし、度胸もあるし、言われた事はちゃんとこなす。
裏切りはするけど、浮気はしない。
痛快なんだろうけど、私は観た後、もやっとした。

幸せはお金だけじゃないという、価値観の違いかな。