ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

彼岸の形

12月公演『お彼岸の魚』に向けての通し稽古。
試演会『KWiP』から書き直しがあって、一回形にしてみた。
でも、まだまだ進化の途中。

作・演出のごまのはえ氏もしょっちゅう
「うわぁスリリング。どんな事になるか分からへん。こんなドキドキ、パエリア以来や」
と言っている。
「パエリアはいつ作ったの?」と尋ねると
「こないだ」と言う。
「なんや、結構頻繁にスリルあるんや」
藤原氏(飛び道具)が突っ込んでいた。

でも、大作が出来上がる予感はぷんぷんしている。
この芝居、うまくいったら、
今の日本の死生観、世界観がものすごく立ち現れてくる、
と思う。