出張のついでに、友人宅へ。
「ぼろ家やで。いっぺん見に来てみぃ」と、さんざん言うので、見に行った。
住宅街の一軒家。
「木がわっさーと生えてる」と彼女が言う目印は
住宅街の中でも立派な樹木だった。
「サルが柿を取ろうとして屋根でジャンプして割ってしまった」
というトタンの屋根は
屋根と塀つきの大きな駐車場の一部だった。
凝ったガラスやタイルもはめ込まれているし
立派な暖炉もある。
トイレに窓もある。
「いやぁ、こんな一軒家に住めたら御の字よ」
と言ったら、ホッとしていた。
人によって表現しだいというか、感じ方しだいというか、
”百聞は一見にしかず”やなぁ。
※写真は、そのお家ではありません。