ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

一軒家

出張のついでに、友人宅へ。
「ぼろ家やで。いっぺん見に来てみぃ」と、さんざん言うので、見に行った。

住宅街の一軒家。
「木がわっさーと生えてる」と彼女が言う目印は
住宅街の中でも立派な樹木だった。

「サルが柿を取ろうとして屋根でジャンプして割ってしまった」
というトタンの屋根は
屋根と塀つきの大きな駐車場の一部だった。

凝ったガラスやタイルもはめ込まれているし
立派な暖炉もある。
トイレに窓もある。

「いやぁ、こんな一軒家に住めたら御の字よ」
と言ったら、ホッとしていた。

人によって表現しだいというか、感じ方しだいというか、
”百聞は一見にしかず”やなぁ。


※写真は、そのお家ではありません。