宴席で図書館の前館長とお話しする。
医学部の教授なのだけど、数学もお好きらしい。
今年、微分や積分を使った論文を書き上げられたそうだ。
式を2段階で構成したところ、査読者に指摘を受けたとか。
金曜の夕方からうんうん考えて、日曜の夕方に「‼」
シンプルな数式であざやかに解ける方法を見つけたとか。
それをとても嬉しそうに語っておられた。
解を見つけるのもヨロコビだけど、考えている過程も楽しいらしい。
そんな先生に、さっき聞いた祇園祭の復興の話をしたら
「数式よりも人がからむ問題の方が難しいねぇ」とおっしゃっていた。
難しい問題を楽しんで解けるのが、大人なんやろなぁ。