ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

朗読の魔法

月に一度の朗読講座。

今回は少人数で深く読み解いている。
ひと段落ごと、
「この人はこんな人生を歩んでいたのではないかしら」
というところから、自分の体験に引き込んで、色々話し合う。

皆で話してから読み直してみると、読み方がぐっと深くなる。

今日はTさんが変身した。
柔らかくて艶があって、スピードも自由自在。
情景が目に見えるよう。

聞いている私が、サブいぼが立ってしまった。

Tさんの理想は、若尾文子だそうだ。
若尾さんみたい。
てか、負けてない。

本人は「私、どうしちゃったんでしょう?」
とおっしゃっていたけれど、
いやはやご自分のおかげだと思いますよ!