ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

煙の塔

下鴨車窓の『煙の塔』を観に、アトリエ劇研へ。
閉鎖された村を覆う空気と
塔から見える明るい海が対照的だった。

塔から外を見続ける役目を担う女性の
この先の人生を思うと、ずっしり重い気持ちで劇場の外に出た。

下鴨車窓のお芝居は、大人向けの童話みたい。
架空の国や時代が設定されているけれど
どこにも共通する社会への皮肉が込められている。

出演する人は喜劇っぽいところがミソですな。

5月はこちらの次回作「建築家M」に出演いたします。
どんな作品になるのか、楽しみでござりんす。