ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

けーさつ

スクエアの『けーさつ』を観に、大阪福島のABCホールへ。
小学校の教室が舞台のお話。
前回『ワンサ』はお話というより、ちょっと実験的な舞台だったけれども
本来のスクエアは、こういう1プレイスでのシチュエーションコメディ劇団なのですよね。

子供達用の机や椅子が並ぶ中、警察官が6人も!
アンド用務員さんと先生が、ドッタンバッタンしていた。

状況を整理しようと、ゴミの収集日を書く北村氏が
火・木の後、「第」と書きかけて気持ちが萎えるのがツボでした。

大阪の人は「警察」を「けーさつ」と言う。
「いけない」を「あかん」と言う。
「そうですね」を「せやな」と言う。
イラチなので発音をなるべく省略して、口を効率的に動かしたいのだと思う。

おっちょこちょいでちょっと頼りない正義の味方。
そんな大阪人の「けーさつかん」観が表れているタイトルですね。