ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

スクエアの新人ちゃん

スクエアはこれまで男性4人による劇団だったのだけど
今年初めにオーディションが開催され、新人が入った。
女性3人、男性2人。
合計9人の劇団員。

「9人やったらスクエア(四角)じゃないやん」
と言ったら、リーダーの一軒氏
「『広場』という意味のスクエアにしようと思って」
とのこと。

新人ちゃん達、それぞれ個性的で面白い。
衣装の加工やタタキ(舞台美術の製作手伝い)、チラシの挟み込みや小道具製作、演出助手もテキパキと。
先輩や客演陣への気遣いも細やかに。
がんばりすぎて風邪に集団感染しちゃったりしてるけど、よくできた若者達です。

『ワンサ』では早速役を割り当てられている彼ら。
役作りにも熱心。
舞台を歩くだけでも、先輩達に相談している。
「お客さんに愛される存在にならな」
「例えばこんな主婦っていうのもあるやん?」
先輩のアドバイスを聞いているのも楽しい。
あまりに熱心に聴くがゆえ、今日はしまいに
「ひきだし!ひきだし!自分のひきだし見せてぇや~!」と切れられていた。
先輩も大変です。

フレッシュなメンバーが彩りを加えて
広場が賑やかになるといいわね。