ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

初夏の植物園

北山の京都府立植物園へ。
ここに入る時、必ず手に取るのが「みどころ案内」。
6/9号でNo.12だから、
隔週の頻度で発行されているのだろうか。
職員さん手書きによる園内の地図とピークの花の解説。
「ええ香り」とか「咲いていればラッキー」のひと言コメントもついている。

今日のお目当ては、アジサイと花菖蒲だったのだけど
案内図を頼りに色んなところで楽しむ。

びっくりするほど大きな「タイサンボク」の花や
受け口の顔みたいな「ラン」
温室にあった上向きになるバナナ

前回来たときは咲き誇っていたチューリップの花壇が
今回はワイルドガーデンに変わっていた。
季節ごとに土から植え替え、スケジュールを組んで花を育てるお仕事ぶりには恐れ入る。

手まりが浮いているような紫の花があった。
出口で写真を見せて職員さんに聞くと
「ネギ坊主、何ちゅう名前やったかいな?」と別の職員さんに聞いている。
「アリウム・ギガンチューム!」と返ってきた。
「舌噛みそうな名前やろ?」

(アリウム・ギガンチューム、アリウム・ギガンチューム・・・)と
忘れないように心の中で舌を噛みながら繰り返していたけれど、これも案内図に載っていた。

案内図、白黒やから見つけにくいわ!
てかこの季節、紫率高いわ!