メイシアター×sundayの『牡丹灯籠』を観に、吹田メイシアターへ。
「牡丹灯籠」は中国の小説を三遊亭円朝が落語にしたのが始まりらしい。
怪談だけど、人間関係が絡まった長編人情噺でもある。
舞台には細い竹がたくさん吊ってあった。
竹の間に間に見え隠れする欲の顔。
竹林で斬り合うたび、竹がカラカラ。
人がユラユラ。
焦がれ死にしたお露の幽霊を怖がっていた新三郎が
愛の世界に耽溺して幸せそうになっていく様子。
孝助が仇と探していた侍が立派な人物と知り
その侍が殺された時、その仇討ちに駆け回る。
正しいか、正しくないかなんて、捉え方次第よのう・・・
と、諸行無常な気持ちで帰りました。