ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

つボイノリオのハイヤング京都

つボイノリオさんという、ラジオパーソナリティーがいらっしゃる。
その昔、「ハイヤング京都」という番組で絶大な人気を誇っていた。
その伝説の深夜放送が一夜限りで復活。
公開放送を聴きに、KBS京都へ。

私もその昔、聴いていた。
「青少年苦情処理」というコーナーがあって、
投稿されるハガキは「こらぁ!」という言い出しで始まるのだけど
その「こら!」がどんどん一人歩きして、
「こら」をサンプリングした歌までできた。
私と妹で、そのコーナーに投稿しようと挑戦した。
父が怒る時「こら!」と怒鳴るので、
妹とほたえて、父の生「こら!」を録音したりしたものだった。

つボイさんのトークはその頃と変わらない。
昔は手書きのハガキが読みづらく
「チメチニル」さんと読んだペンネームが、本当は「4×4=16」だったとか
名古屋から京都まで新幹線代を浮かせるために原付で通っていたとか
差し入れに御所の枯れ枝をもらったとか、
色んな所で大笑いした。

会場には当時リスナーだった青少年がいいおっさんになって集まっていた。
今の投稿ネタはAKBとかFacebookに変わったけど
おっさんおばはんになってもしょうもないことで「こら!」言うてはる。

公開放送は21時から23時まで。
その後はスタジオからラジオ放映。
一目散に家へ帰るみんなの背中には、ラジオっ子の面影がしっかり残っていました。